コロナ禍で様々なビジネスが持続不可能な状態に陥る中、SDGsが注目されています。
持続可能な社会へ向けた2030年の目標を先取りし、その考え方を取り入れることで、災害にも、困難があっても持続可能になるビジネス環境を整えていくことが出来るという期待からです。ではどう考え、どう活動すればいいのでしょうか？講演では、SDGsとはどのようなものなのか、そしてどのようにビジネスを変えるのか、そしてどのように考えて進めればよいのかといった点を解きほぐしていきます。

気候変動問題への関心が急速に高まっており、政府は2050年には温室効果ガスの排出を実質ゼロに、2030年には13年比46％削減するという目標を掲げている。持続可能な社会への転換を進める決意として大きな意義があるものの、その実現は容易ではない。また、SDGｓが17の目標を掲げていることからも明らかなとおり、社会の課題は多様であり、バランスを取りながら考える必要がある。今回の講演では、気候変動問題の本質やその解決がなぜ難しいのかという基本構造を整理し、産業界としてのチャンスとリスク、必要とされるイノベーションや検討されている政策の方向性について述べる。

なぜ、大学を休学してまで、環境活動家として活動しているのか？世界で一番エコな学校に３年間在籍し、国連の気候変動会議にも参加し、パーム油で燃やされているインドネシアのボルネオ島に訪れたことなど、実体験を元にしたお話をします。

政府は、2030年までに温室効果ガスを46%の削減し、2050年にはカーボンニュートラル社会を実現するとの目標を掲げた。
電力に由来するCO2排出量は４割程度であり、まずはこれを脱炭素化していかなければならない。
更には、産業や運輸や家庭で使われる燃料や熱の脱炭素化が必要になってくる。
本講演では、そうした現在の社会のしくみを変えて、どうやってカーボンニュートラル社会を実現していくか、その為に必要な先端技術―水素、次世代太陽光発電、カーボンニュートラル燃料、他―を紹介する。

脱炭素への動きが加速するなか、産業界の温室効果ガスの排出量削減は喫緊の課題である。
この状況下、温室効果ガス排出量を定量化するライフサイクルアセスメント（LCA）が注目されてきている。そもそもLCAとはなにか。LCAの概要と定量化する方法を説明するとともに、LCAの活用方法と活用事例を紹介する。

（協力）川崎市新エネルギー振興協会
川崎市新エネルギー振興協会は、市民が安心で安全に暮らせる社会づくりを念頭に住宅に関する新エネルギーを中心に研鑽している団体です。新エネルギーに関連する研究・発表会、講演会及び研修・見学会などを開催しており、本展示会にも出展中です。

イノベーションの先に目指すべき豊かな未来にとって、「大切にすべき6つの価値軸」や「実現すべき12の社会像」とは何か。
また「現代社会が取り組むべきイノベーション事例」など、NEDO技術戦略研究センターが客観的な情報を整理・分析した将来像レポートご紹介します。

脱炭素化に向けた世界的な潮流が劇的に加速する中、使用時にＣＯ２を排出しない水素エネルギーへの注目度が高まっています。こうした流れに先立ち、本市では平成27年（2015年）に「水素社会の実現に向けた川崎水素戦略」を策定、民間企業等との連携により、先進的な取組を進めてきました。この講演では、戦略の概要や取組内容のほか、カーボンニュートラルなコンビナート構築に向けた検討状況等、今後の方向性について御紹介します。

将来的な“脱炭素・ネットゼロ社会”に向けて、市内企業によるカーボンニュートラルの取組や循環経済（サーキュラーエコノミー）のあり方、課題について、市内企業、国際機関、国といった多様な登壇者の皆様に、議論していただきます。視聴者からの質問等にも回答します。質問をされたい方はhttps://youtu.be/oL3_UrZFSEIへ移動してください。