市制100周年特別企画 シンポジウム
市制100周年特別企画 国際企画
市制100周年特別企画 若者企画
市制100周年特別企画 協業企画

市制100周年特別企画

CONCEPT

第17回川崎国際環境技術展においては、
川崎市市制100周年を記念し、記念講演として基調講演やシンポジウム、
その他「国際」「若者」「協業」をテーマに様々な企画を準備しております。
是非御来場の上、多くの企画に御参加ください。

基調講演
11月13日(水)10:20〜11:00
展示会場 メインステージ
The Future of Computing テクノロジーが拓く未来

AIの急速な発展と利用拡大に伴い、世界的に計算ハードウェアの需要が高まっています。AI 時代の技術戦略の中では、半導体と量子コンピューターが鍵になるため、各国・企業は各分野への投資を加速させています。これらのテクノロジーにより世界・社会がどう変わっていくのか、IBM の先端半導体研究、次世代 AI チップ、量子コンピューターなどのコンピューティングの基盤技術のブレイクスルーをご紹介し未来を展望していきます。

森本 典繁
講師
日本アイ・ビー・エム株式会社 取締役副社長執行役員 最高技術責任者 兼 研究開発担当
森本 典繁

1987年日本アイ・ビー・エム株式会社入社後、メインフレームやPC用のディスプレイの開発を担当。MIT Media Lab研究員、米国IBMワトソン研究所研究員、グローバル研究戦略担当、IBM東京基礎研究所所長、IBM Asia Pacific Chief Technology Officerを経て2017年より研究開発担当。2020年最高技術責任者を兼任、2023年副社長就任。2024年より現職。
情報処理学会会長、IT連盟理事、SMBCグループ・テクノロジー・アドバイザー、経済産業省半導体・デジタル戦略検討会議メンバー、等。

シンポジウム
11月14日(木)10:20〜11:50
展示会場 メインステージ
第1部 基調講演
カーボンニュートラル実現へ
循環型社会をめざして

この夏の異常な猛暑や豪雨など気候危機は深刻の度を増し、科学者たちは懸念を強めています。温暖化を止めるためには、ビジネス界にも脱炭素革命を起こす必要があり、そのカギを握るのがサーキュラーエコノミーです。環境技術はどんな役割を果たせるのか、私たち一人一人にできる行動は何なのか、世界の潮流から考えます。

堅達 京子
講師
株式会社NHKエンタープライズ 第1制作センター 社会文化部 エグゼクティブ・プロデューサー
堅達 京子

1988年NHK入局。報道番組のディレクター・プロデューサー。気候変動をテーマに多くのドキュメンタリーを制作。2021年NHKエンタープライズに転籍。Nスペ「2030 未来への分岐点」、「脱炭素へのロードマップ」「1.5℃の約束」などを放送。日本環境ジャーナリストの会副会長。環境省、文科省、東京都などの審議会委員。東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員。著書に「脱プラスチックへの挑戦」「脱炭素革命への挑戦」

第2部 パネルディスカッション
循環型経済をビジネスチャンスに、
企業価値を創造する

2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、社会の課題解決をビジネスチャンスと捉え、企業の持続的な成長を促すため、改めて循環型経済という視点に立ち、暮らしをもっと豊かにする考え方や具体的な行動について考えます。第2部では、各パネリストからの事例紹介をはじめ、基調講演講師も参加して循環型経済をテーマとしたディスカッションを展開します。

たかまつなな
コーディネーター
株式会社笑下村塾 代表取締役
たかまつなな

1993年神奈川県横浜市生まれ。時事YouTuberとして、政治や教育現場を中心に取材し、若者に社会問題を分かりやすく伝える。株式会社笑下村塾を18歳選挙権をきっかけに設立し、出張授業「笑える!政治教育ショー」「笑って学ぶ SDGs」などを全国の学校や企業、自治体に届ける。著書に『政治の絵本』(弘文堂)『お笑い芸人と学ぶ13歳からのSDGs』(くもん出版)がある。

大学生時代に、フェリス女学院出身のお嬢様芸人としてデビューし、「エンタの神様」、「アメトーーク!」「さんま御殿」などに出演、日本テレビ「ワラチャン!」優勝。 さらに、「朝まで生テレビ」「NHKスペシャル」などに出演し、若者へ政治意識の向上を訴える。

パネリスト
  • 山田 耕資
    • 株式会社プランテックス
    • 代表取締役社長
    • 山田 耕資
  • 茄子川 仁
    • 株式会社ヘミセルロース
    • 代表取締役社長
    • 茄子川 仁
  • 福田 紀彦
    • 川崎市長
    • 福田 紀彦
特別セミナー①
11月13日(水)13:00〜14:20
展示会場 メインステージ
次世代エネルギーが拓く未来のくらし
~エネルギー地産地消の社会に向けて~

カーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーの市域への普及は欠かせないものです。
次世代型太陽電池として注目のペロブスカイト太陽電池の生みの親である宮坂教授から、その誕生の背景や実用化に向けた国内外の動向などについて御講演いただき、企業や公共施設、一般家庭に普及した際の社会や暮らしの変化について考えます。

宮坂 力
基調講演
桐蔭横浜大学 特任教授
宮坂 力

太陽電池の開発動向と産業化の課題
ペロブスカイト太陽電池の特徴と従来電池に対する優位性を解説し、薄く曲げられるプラスチックフィルム型モジュールの製造技術の概要ならびに国内、海外における事業化の動向と課題を紹介します。

基調講演後、将来の再生可能エネルギーの拡大への展望等について、事例紹介も踏まえ、パネルディスカッションを行います。

パネルディスカッション登壇者
  • 山田 宏之
    進行役
    NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)
    再生可能エネルギー部長
    山田 宏之

    1996年、NEDOに入構し、産業技術開発、エネルギー技術開発を担当。2012年から新エネルギー部にて、太陽光発電関連プロジェクトを統括。その後、新領域・ムーンショット部長、新エネルギー部長を経て、2024年7月から現職。

  • 井田 淳
    事例紹介
    川崎未来エナジー株式会社
    代表取締役社長
    井田 淳

    当社は脱炭素社会の実現に向け、川崎市域の再エネ利用拡大を図るために、市が過半出資して設立した会社です。現在は主に市の廃棄物処理施設から電気を調達し、公共施設に供給する事業を行っています。今後は、将来の技術開発動向を見据え、PPA事業のような電源開発や電気の最適利用を目指したエネルギーマネジメントに取り組みます。

特別セミナー②
11月14日(木)13:00〜14:30
展示会場 メインステージ
川崎のサーキュラーエコノミーを展望する

サーキュラーエコノミーとは、市場のライフサイクル全体で資源の効率的・循環的な利用を図りつつ、ストックを有効活用しながら、サービス化等を通じ、付加価値の最大化を図る社会経済システムです。川崎臨海部を中心としたサーキュラーエコノミーに関連する事業を紹介するとともに、先進的な取組を進められている企業の事例などを踏まえ、本市のサーキュラーエコノミーへの移行について、展望します。

パネリスト
  • 大山 啓祐
    • 川崎市臨海部国際戦略本部
    • 成長戦略推進部長
    • 大山 啓祐
  • 中村 佐三
    • 株式会社Jサーキュラーシステム
    • 代表取締役社長
    • 中村 佐三
  • 中町 浩司
    • メビウスパッケージング株式会社
    • 執行役員 環境統轄
    • 中町 浩司
進行役
  • 田邉 聡
    • 川崎市経済労働局
    • イノベーション推進部長
    • 田邉 聡